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縮毛矯正で起こる「根元折れ」とは?原因と対策を美容師が解説

コラム

縮毛矯正の施術後に、「根元が折れてしまった」「一部だけ髪が切れるように見える」といったお悩みを聞くことがあります。
根元折れは正しい知識と施術で防ぐことができ、万が一起きてしまっても改善できる方法があります。

今回は、美容室の視点から「根元折れとは何か」「なぜ起きるのか」「どう直すのか」を詳しく解説します。

根元折れとは?

縮毛矯正の施術後に、髪の根元が折れ曲がったように見えたり、ジグザグとしたクセが残っている状態を「根元折れ」と呼びます。

見た目は枝毛や切れ毛に似ていますが、実際は薬剤やアイロン操作によるダメージの一部です。

根元折れが起きる原因

  • 薬剤の放置時間が長すぎた(オーバータイム)
  • アイロンの角度や温度が不適切
  • 髪の状態に合わない強い薬剤を使用
  • 新しく伸びた根元と、以前の縮毛矯正部分との境目に負担がかかった

特に、根元から1〜2cmの部分は新しい毛が生えてくるためデリケートで、ミスが起きやすい箇所です。

根元折れを放置するとどうなる?

「少し気になるけど我慢できる」と思い、そのままにしてしまう方もいます。
しかし、放置すると切れ毛が進行したり、枝毛が広がって全体のまとまりが悪くなる可能性があります。

また、毎日のドライヤーやアイロンで折れた部分にさらに負担がかかり、ダメージが深刻化することもあります。

根元折れを直す方法

根元折れは自宅で完全に直すのは難しいため、美容室でのケアが必要です。

  • トリートメントで髪の内部補修を行う
  • 折れた部分を部分的に優しくストレート施術し直す
  • 髪の状態に合わせたカットで広がりを抑える

1週間以内に気になる症状が出た場合は、まずは担当美容師に相談するのがおすすめです。

根元折れを防ぐためのポイント

美容室選びと施術前のカウンセリングがとても大切です。

  • 経験豊富な美容師に施術をお願いする
  • 髪の履歴(カラーやブリーチなど)を正直に伝える
  • 定期的に縮毛矯正を行う目安は3〜6ヶ月を守る

また、自宅では保湿力の高いシャンプー・トリートメントを使い、熱ダメージを減らすケアを続けましょう。

まとめ:気になる根元折れは早めに美容室へ

根元折れは放置すると見た目だけでなく、髪の健康にも影響します。
「根元が折れているかも?」と思ったら、自己流で直そうとせず、必ず美容室で相談してください。

私たちのサロンでは、縮毛矯正後のアフターケアや修正施術も承っております。
根元からきれいなストレートヘアを取り戻し、自信を持って毎日を過ごしていただけるようサポートいたします。
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