縮毛矯正をしたのにうねりが残ってしまうとがっかりしますよね。
まずは原因を見極めて、正しく対処することが大切です。
うねりが残ったと感じたら自己流で強いアイロンを繰り返す前に、美容師へ相談するのが最短ルートです。
本記事では「前髪のうねり」「アイロンの使い方」「返金やお直しの考え方」までやさしく解説します。
まず確認:これは「残ったうねり」それとも「一時的な跡」?

施術直後や翌日は、寝ぐせや湿気で一時的な折れや丸みが出ることがあります。
朝のドライヤーで根元からしっかり乾かしても戻るうねりは「残留うねり」の可能性が高いです。
手ぐしで整えても戻らない、雨の日だけでなく晴れの日も出る場合は、サロンに連絡しましょう。
「縮毛矯正後のうねり」が残る主な原因と対処

症状 | 主な原因 | 自宅でできること | サロンでの対応 |
---|---|---|---|
根元だけがふわっと持ち上がる | 還元不足や薬剤が根元に届いていない アイロンのテンション不足 | 根元から丁寧に完全ドライ 分け目を固定しすぎない | 根元リタッチ矯正 薬剤濃度と塗布幅の再設計 |
中間~毛先がだらっと曲がる | アイロン温度やプレスのムラ 毛先の前回履歴との相性 | 低温アイロンで面を整える応急処置のみ オイルはつけすぎない | 中間~毛先の部分矯正 毛先は保護処理+弱め設定 |
前髪だけが浮く・割れる | 前髪は毛が細く熱と薬剤の影響を受けやすい 生えぐせが強い | 朝に根元だけ水で湿らせてブロー 前髪用の低温アイロンで軽く面出し | 前髪専用の部分矯正 生えぐせ矯正のブロッキングとテンション調整 |
ビビリ毛・チリつきがある | オーバー処理や熱変性 既ダメージの見極め不足 | アイロンは避ける 洗い流さないトリートメントで保護 | 修復トリートメント+必要範囲のみアプローチ 場合により経過観察をご提案 |
前髪のうねりが残ったときのコツ

- 前髪は根元の向きが命
濡らしてから根元を左右に振るように乾かし、最後に前へおろす - アイロンは130~150℃の低温で根元は当てすぎないのが安全
毛先はすっと通すだけでOK - ワックスやオイルのつけすぎは割れの原因に
前髪は米粒1つ分から試す - 生えぐせが強い方は、部分矯正や前髪パーツの設計を見直すと安定
アイロンでの応急処置は「低温・回数少なく・面を整えるだけ」

強いプレスや高温連発はダメージと折れの原因になります。
応急処置は「低温で1~2スルー、面を整えるだけ」にとどめ、根本解決はサロンで行いましょう。
熱保護ミストを使い、同じ箇所に何度も当てないことがポイントです。
返金よりもまず「お直し相談」から

仕上がりに満足できないとき、返金を考える前にお直しや再施術の相談が現実的です。
多くのサロンでは規約の範囲でお直し対応を設けているため、まずは施術店に早めに連絡しましょう。
返金の可否は各サロン規約により異なりますので、受付票や同意書、レシートをご確認ください。
連絡時にあるとスムーズな情報は次のとおりです。
- 施術日とメニューの名称
- 気になる部位の写真(スタイリング前後)
- 当日のホームケア(洗髪の有無、結んだか、アイロン温度など)
当店でもまずは髪の安全を最優先に、お直しの可否を診断のうえ最適解をご提案します。
再施術が必要なサイン

- 根元~中間のうねりが毎朝の完全ドライでも消えない状態が3日以上続く
- 左右で伸び具合に明確な差がある
- 前髪だけが常に割れる・浮く
これらに当てはまる場合は、無理なホームアイロンは控えてご相談ください。
早めの診断ほど、負担の少ないお直しで整えやすくなります。
当店の「うねりリカバリー」提案

- 髪質診断に基づく薬剤の塗り分けと放置タイムの再設計
- 前髪・顔周りは低温&細分化パネルで熱ムラを抑制
- 根元リタッチだけで解決できる場合は全体矯正を避け、負担を最小化
- 毛先は保護剤でガードし、必要範囲のみ微調整
- 仕上げのホームケアとアイロン温度の最適値を個別にご提示
「もう一度サラッとまとまる朝」を、できるだけ優しい方法で取り戻します。
よくある質問(FAQ)

Q. 縮毛矯正後、何日まで様子を見ればいいですか?
基本は1~3日様子を見て、完全ドライでも戻るうねりが続くならご相談ください。
早期相談ほど、最小限の施術で整えやすくなります。
Q. 前髪だけの部分矯正はできますか?
可能です。
前髪は繊細なため、低温設定と丁寧なブロッキングで自然な軽さに仕上げます。
Q. 自宅のアイロンは何℃が目安ですか?
応急処置のみなら130~150℃程度を目安に、同じ箇所に複数回当てないようにしてください。
ダメージが気になる場合は使用を控え、サロンでご相談ください。
Q. 返金はできますか?
返金の可否は各サロンの規約によって異なります。
まずはお直しの可否を含めて店舗にご連絡いただくことが解決への近道です。
ご相談・ご予約のご案内

うねりが残ってしまったかもと感じたら、お気軽にご相談ください。
状態に合わせたお直しやホームケアまで、最適なプランをご提案します。
ご予約・お問い合わせはこちらからどうぞ。
「今日から扱いやすい髪」に、私たちが伴走します。