くせやうねりで毎朝が決まらない方に向けて、縮毛矯正の仕組みを化学の視点からやさしく解説します。
そしてサロンだからこそ実現できる、ダメージを抑えながら理想のストレートを叶える方法をご紹介します。
縮毛矯正は「髪の内部構造」を化学的にコントロールして形を変える施術です。
正しく理解すると、あなたに最適なメニュー選びと仕上がりの満足度がぐっと高まります。
縮毛矯正の仕組みを30秒で要約

髪の弾力やうねりは、タンパク質同士をつなぐ「ジスルフィド結合(S-S結合)」などの結びつきで形づくられます。
縮毛矯正は還元剤でS-S結合を一時的にゆるめ、熱でまっすぐな形に整え、酸化剤で結合を再構築して形を固定するという流れです。
たったこれだけで、毎日のブロー時間を短縮し、湿気にも負けにくい髪へ導けます。
化学で見る「3ステップ」の核心

ステップ | 髪の中で何が起きるか | 主な薬剤・要素 | 仕上がりを左右するポイント |
---|---|---|---|
1. 還元 | うねりの原因となるS-S結合を一部切断して、形を動かしやすくします。 | チオグリコール酸やシステアミンなどの還元剤、pH設計。 | 髪質・履歴に合わせた濃度と放置時間のコントロールがカギです。 |
2. 熱変形 | アイロンの熱でキューティクルを整え、内側の配列をまっすぐに並べます。 | 温度・テンション・プレス回数。 | 必要最小限の熱で水分バランスを保つことがダメージを抑えます。 |
3. 酸化固定 | 切断した結合を再結合させ、まっすぐな形を固定します。 | 臭素酸塩系などの酸化剤。 | 酸化不足は戻りやダメージの原因になるため、塗布ムラを避けます。 |
「酸性ストレート」「酸熱トリートメント」との違い

- 酸性ストレートはやさしいpH領域でアプローチし、細毛・ハイダメージ毛に適した設計が可能です。
- 酸熱トリートメントは主に熱反応と結合補助で扱いやすさを高める処置で、くせを根本からまっすぐに矯正する力は縮毛矯正より弱めです。
- うねりレベル・髪質・履歴により最適解が変わるため、サロンでの診断が結果を大きく左右します。
ダメージを最小限にする5つのカギ

- 前処理・中間処理での水分とタンパク質バランスの調整。
- 薬剤選定(還元剤の種類・濃度・pH)と放置時間の最適化。
- アイロン温度とプレス回数のミニマム設計。
- 既矯正部と新生部の塗り分けで重ねダメージを防止。
- 酸化の確実な完了と後処理でpHを整える。
こんな方におすすめ

- 湿気で膨らみやうねりが強く、朝のセットに時間がかかる方。
- 前髪や顔まわりだけ強いくせがあり、部分的にまっすぐにしたい方。
- 雨の日もサラッとまとまる「清潔感のある印象」をキープしたい方。
よくある誤解Q&A

Q.縮毛矯正は必ずダメージが大きいですか?
A.必要な反応だけを丁寧にコントロールすれば、手触りよく仕上げられます。
「やり方」次第で差が出る施術だからこそ、サロン選びが重要です。
Q.一度かければ半永久的にまっすぐですか?
A.施術部は半永久的にまっすぐが続きますが、新しく伸びた根元にはくせが出ます。
数ヶ月ごとのリタッチがおすすめです。
Q.セルフでできませんか?
A.薬剤と熱のコントロールが難しく、ムラや断毛のリスクが高いです。
安全性と仕上がりの両立のため、サロンでの施術を強くおすすめします。
仕上がりを長持ちさせるホームケア

- 当日はシャンプーや濡らす行為を避け、結んだり耳にかけたりの強い折れクセを防ぎます。
- 翌日以降は保湿系のシャンプー・トリートメントでキューティクルを整えます。
- ドライ前にアウトバストリートメントで水分の蒸散をゆるやかにします。
- 高温アイロンの多用は避け、必要時は保護剤を使います。
ホームケアは「水分・油分・熱」バランスのコントロールが基本です。
まずはプロの診断から

同じ「くせ毛」でも、髪質・履歴・生活習慣によって最適な施術は異なります。
私たちは化学の視点とデザインの両輪で、あなたに最適な縮毛矯正プランをご提案します。
前髪だけ・顔まわりだけのポイント矯正もお気軽にご相談ください。
ご予約はコチラから!